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抹茶に含むカフェインをなしにする代用茶と選び方【成分比較表付】

ノウハウ
この記事は約5分で読めます。

抹茶に含むカフェインをなしにする代用茶と選び方を解説した内容です。

以下のようなお悩みはありませんか?

  • 抹茶に含むカフェインを控えたい
  • 抹茶スイーツで使う砂糖を控えたい
  • 抹茶代わりになるお茶の選び方を知りたい

近年、抹茶スイーツが流行っていますが、カフェインの過剰摂取による副作用にならないか不安ですよね。

以下は抹茶の代用茶と選び方を記載しました。

抹茶の代用茶【桑の葉茶】
選び方:新芽で採取した桑の葉を粉末状にしたもの

 

その他にも抹茶の過剰摂取を予防する方法を解説した内容です。

抹茶の製造からお茶を淹れるまでの工程とは

抹茶とは碾茶てんちゃという茶葉を石臼で挽いて粉末にしたお茶であり、玉露と同じ栽培を行います。

具体的には茶葉を摘む20日前に日光が当たらないように覆いを被せるのです。しかし、茶葉の採取後の抹茶と玉露の製造工程が違います。

 

玉露は茶葉を蒸した後に茶葉の水分がなくなるまで、揉むと乾燥の繰り返しです。

抹茶は茶葉を蒸した後に揉む工程は行わずに、茶葉の水分がなくなるまで、ひたすら乾燥させます。

 

また、茶葉を揉む工程がないのは葉脈を取り除いて粉末にするためです。抹茶は甘くて旨味のある風味に豊かな香りが際立つ一番茶にあります。

一番茶は茶葉の栄養素が豊富な新芽を摘み取るため、風味が濃厚になるのです。

 

覆いを被せて育てるため茶葉の栄養を逃すことなく、甘味のテアニンや旨味のアミノ酸で風味が引き立ちます

抹茶をおいしく点てるためには、粉末を潰すように泡立つまで素早く全体的に混ぜると美味しくなりますよ!

なぜ同じ植物から得たお茶でもカフェインの含有量が違うの!?

以下は厚生労働省による2020年の日本食品標準成分表から、茶葉や粉末で淹れた時のカフェインの含有量を以下の通りにまとめました!

4種類共に茶葉や粉末を10gにして比較したものです。

お茶の種類 お湯の温度(℃) お湯の量(ml) 浸出時間(分) カフェイン(g)
玉露 60 60 2.5 0.16
抹茶 75 300 0.32
煎茶 90 430 1 0.02g
コーヒー 100 150 0.06

抹茶は一見玉露よりもカフェインの含有量が多いですが、粉末が10gなので、五人前になります。

一人分の抹茶は粉末が2gで必要なお湯の量が60ml、カフェインの含有量が0.06gになるんです!

 

煎茶も430mlは一人前ではなく、複数人の分量になっています。玉露は必要なお湯の量が60mlで茶葉が10gなので、一人前の分量です。

コーヒーと抹茶は一人分に対してのカフェインの含有量が同じなのが分かりますね。

 

抹茶には薄茶と濃茶がありますが、前者が薄茶で召し上がった場合になります。

濃茶は一人前で30mlのお湯が必要なのに対し、粉末4gを準備するのです。一人前の濃茶で準備した場合、カフェインの含有量が0.08gになります。

抹茶に含むカフェインの過剰摂取を予防する3つの方法

水や牛乳にも溶ける抹茶を選ぶ

カフェインは熱湯で淹れると抽出しやすい成分です。水出しで淹れると旨味や甘味が増すのは、カフェインが抽出されてないためです。

また、牛乳を入れることでカフェインの吸収が穏やかになるため、多量摂取による副作用に陥りません。

空気と日光に触れないように密封する

抹茶は粉末状のため、空気と日光に触れると淹れた時にカフェインが風味に際立つのです。

そのため、粉末状のお茶はチャック付きアルミ製の保存袋で台所の下やなどの冷暗所で保管すると風味を維持できます。

粉末煎茶で淹れる

粉末煎茶は煎茶の製造工程を一通り行った後に粉末にします。煎茶は蒸して揉んで茶葉内の水分を飛ばすため、抹茶よりもカフェインが少ないのです。

抹茶は煎茶の製造工程にある蒸して揉まずに乾燥のみするため、カフェインが茶葉内に残ったままになります。

抹茶代わりになるお茶と2つの選び方

抹茶の代用茶は新芽で採取した桑の葉を粉末状にしたお茶です。桑の葉はカフェインを含まずにして甘い風味が際立ちます。

甘い風味が際立つのはDNJという甘味成分がブドウ糖に似ているためです。

 

また、桑の葉は葉を原料にしているため、葉よりも幼い新芽を使うと成分が外に放出されないことから甘い風味がより際立ちます。

新芽は成長した葉よりも日光に当たってない状態のため、成分が新芽や根っこに蓄えられてるのです。

 

新芽の桑の葉を乾燥のみの加工でも美味しくいただけますが、さらに煎茶のように蒸して揉む工程があると抽出しやすいです。

それは茶葉内の水分を蒸して揉んでいるため、淹れると水分と滲みやすくなり、風味が抽出しやすくなります

まとめ

  1. 抹茶は蒸した後に揉まずに乾燥させた碾茶を粉末にしたお茶である
  2. 一人分の抹茶は、一人分のコーヒーと同量のカフェインを含む
  3. カフェインが活発化しないためには、水出しや冷暗所で保存する方がよい

以上で抹茶に含まれるカフェインの過剰摂取を防ぐ方法でした!

私も抹茶スイーツが好きなので、抹茶スイーツ以外にお茶を飲む時は紅茶を選んでいます。

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